コミックマーケット、並ぶ場所はどこで、どの順番で回る?

コミックマーケット

はじめに

今年も残り2か月、年末が感じられる季節になり、冬コミも近づいてきました。

コミケに行く人は、一般サークルの頒布物入手、企業ブース巡り、コスプレ、遠方の友人と会う、初参加で物見遊山など、何らかの目的をもっていると思います。

本記事では、一般サークルの頒布物入手・企業ブース巡りといった、買い物系の目的を持つ方が、どのような戦略で目的地を回るか、という観点で、筆者の私見を述べたいと思います。

コミケに行く際の持ち物宿泊施設に関しては別記事で紹介しています。

コミケを回るうえでの戦略

開場前にどこに並ぶ?

大原則! 基本的に並ぶ場所

はじめに、開場前にどこに並ぶか?という点について考えたいと思います。

コミケでは、開場前に並ぶ場所として、国際展示場駅前付近の西待機列と、ビッグサイト駐車場の東待機列の2か所があります。

下のMAPで、「石と光の広場」が西待機列、「東京ビッグサイト東棟 屋外臨時駐車場」が東待機列に当たります。

どちらに並ぶべきかという点ですが、

大原則は、自分の目的地から近いほうに並ぶ

のが良いと思います。

例えば、目的のサークルさんのスペースが東ホールにあるのであれば、東待機列に並び、目的が西・南ホールの企業ブースであれば、そこに近い西待機列に並びます。

状況次第! 例外的に並ぶ場所

ただし、「大原則」と書いたのは、逆側に並び、東西連絡通路を通ったほうがよいケースも想定されるためです。

例えば2023年夏にあったC102ですが、2日目、私は東ホールに目的サークルがあり、東待機列に並んでおりました。

2日目は、東ホールには男性向け作品を出すサークルが集まっており、東待機列も長かったです。

しかし、Twitterで西待機列の移動状況を確認していると、どうやら東列がまだ残っている間に、すでに列が解消されたようでした。

すなわち、東ホールが目的地であっても、敢えて西待機列に並び、館内の東西連絡通路を通るほうが時間的に早かった可能性があります(筆者が分身して西に並んだわけではないので、最終的な到達時間の差は断言できませんが)。

あくまで筆者の感覚ではありますが、毎回のコミケにおいて、初日の企業ブースと、最終日の男性向けサークルが、多くの参加者の目的地であるように感じています。

そのため、毎回有効であるとは限りませんが、

初日に西・南ホールの企業ブースに行きたい場合は東待機列に

最終日に東ホールの男性向けサークルに行きたい場合は西待機列に

並ぶことは、一考の価値があると思われます。

おまけ:待機列に向かうために降りる駅

コミケ会場(東京ビッグサイト)に電車で向かう場合、基本はりんかい線の国際展示場駅、またはゆりかもめの有明駅・東京ビッグサイト駅で降りるのが一般的です。

しかし、東待機列に並ぶ場合は、りんかい線の東雲駅が近いです。

東雲駅から東京ビッグサイトまでの道は人が少なく、とても歩きやすいのでお勧めです。

筆者が東待機列に並ぶ場合は、基本的に東雲駅で降車しています。

開場して入場後、どの順番で回る?

目的地が1か所の場合は、そこに直行すればよいですが、2か所以上に目的がある場合は、どの順番で向かうかというのは重要な問題です。

回る順番の判断基準としては、

  1. 目的物の優先順位
  2. サークルの人気度・用意された在庫量
  3. 後日委託の有無

などが考えられます。

この判断基準に従い、個々人が自身に合うように計画立てて頂くのがよいのではないでしょうか。

目的物の優先順位

自分が最も欲しいものから順番に回るという、一番わかりやすい基準かと思います。

目的が数か所と少なめであったり、目的サークルが1か所に固まっている場合などに適しています。

サークルの人気度・用意された在庫量

これは、1か所を回る時間を考慮した基準です。

コミケでは壁サークルが大手かつ人気で、列が長くなる傾向があります。

そのため、最初に大手サークルに行ってしまうと、列に長時間並ぶことになり、その間に在庫の少ないサークルの目的物が売り切れる恐れがあります。

一般的に、大手サークルほど在庫量が多いと考えられるので、敢えて大手サークルは後回しとし、先に在庫の少ないサークルを回るという戦略が考えられます。

後日委託の有無

コミケで同人誌を出す多くのサークルは、メロンブックスやとらのあなで後日委託があり、コミケ終了後にも作品を入手することができます。

しかし、新刊を委託しないサークルありますし、グッズ類も委託されにくい傾向にあります。

そのため、委託を予定しないサークルを優先的に回るという戦略が考えられます。

おわりに

以上、コミケを回るうえでの戦略について、筆者なりの考えを示しました。

読者の皆様が効率的なルートを決めるにあたって、この記事が役に立ったら幸いです。

皆様が、目的物をすべて入手できることを祈っております。

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